合気道とは

日本古来の武術を、柳生心眼流などの柔術や柔道、やがては大東流合気柔術の武田惣角などから影響を受けた開祖植芝盛平翁が、様々な武道を習得し、さらなる厳しい精神的修行を積み重ね創始した現代武道です。

合気道は相手と力で争いません。互いに稽古を積み重ねながら、心身の向上・錬成を図ることを目的としています。相手と争わず己を鍛錬し尊重しながら互いに切磋琢磨し合い高めあっていく合気道は、命の尊さや絆の大切さが求められる現代にだからこそふさわしいのではないでしょうか。

特徴

  • 勝敗を分ける試合や競技はありません。
  • 基本的には、二人一組で合意のもとに技を行う稽古が中心です。
  • 入身や転換、回転といった体捌きを経て投げ技, 固め技(関節技)に至るもので、
  • 打撃技はほとんどありません。
  • 体術のほか武器術(剣・杖・短刀)の稽古があります。
    対多人数を想定した稽古もあります。
  • 力を必要としないのが最大の特徴ですから、女性や年配の方にも無理なく出来ます。