合氣道大島道場より ごあいさつ

はじめに

 合気道はいたずらに相手を傷つけ倒す武道ではありません。自己満足のために投げるのではなく、繰り返し反復稽古をすることによってしだいに技を身につけ、常に投げて投げられることで修練していく武道です。 「禅」にもたとえられる、いわば自己鍛練の武道である合気道。力を必要としない、むしろ力が邪魔になる武道だからこそ体格や体力の違いや背の違い、性別、年齢に関わらず誰にでも出来るのです。

 

 女性だし。もう年だから。運動歴が全くない。ましてや武道なんて。…こんな方々が、数あるスポーツや武道の中からあえて合気道に興味を持って下さったのであれば、その思い起こした動機を是非とも大切にしていただき、思い切って一度道場へお越し下さい。

 

 最初は全く体も動きません、当然です。何がなんだか分からずあたふたするだけでしょう。けれど稽古を続けていくうちに、わからないけれどなぜか楽しい…不思議な感覚になるはずです。そして必ず日常生活においても何事にも積極的に取り組む自信や余裕が湧き始め、充実感でいっぱいになります。

それだけ合気道とは楽しくて素晴らしい武道なのです。

道場長 大島 博久(六段)

 

日本大学卒業。  養神館 弐段 合気会 六段。

在籍中合気道部へ入部、副主将を務める。

卒業後約20年間合気道から遠ざかるも、再び合気道を始める。

10年以上会員として休みなく稽古に励み、その後指導者になる道を選ぶこととなる。

約8年に及ぶ内弟子生活を経て指導方法を修得。

平成20年3月、所沢市和ヶ原に自らの道場を立ち上げる。

現在上記に加え、入間市・川越市に計3つの道場を持つ。